図1−1−4 仙台市の男女各歳別コーホート変化率の推移(1989〜1995、89-95平均、89−92平均、92−95平均)
オ 国勢調査べースヘの変換 以上の仮定をもとに推計した結果は、住民基本台帳べースの推計人口である。通常、行政計画に関連する将来推計人口には国勢調査べースを用いる。このため、住民基本台帳べースの推計結果を国勢調査べースに変換する。変換パラメータには、1990年10月1日現在の男女各歳別の両ベースの人口の乖離率を用いた。この乖離率は、男女とも18〜21歳で国勢調査が住民基本台帳を顕著に上回っており、前者を後者で割った乖離率は男女とも19歳の1.31と1.28が最大である。しかし、他の年齢では大きな乖離はない。今後、この乖離がどうなるかの見通しはたてにくいが、こうした住民登録と国勢調査との乖離は今後も一定程度存在しつづける可能性は高いので、同様の乖離率が続くという仮定をおいた。 なお、最終的に報告書を書く段階で1995年の国勢調査結果が入手できたので、1995年の値は推計値ではなく、実績値を掲載した。
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